小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2021年5月30日日曜日

20210530 自前でやる

家から一人で舟を出す。二個口になっている分割カヤックを、一つはカートに乗せ、もう一つは背中に背負って、夜明けの早い朝、コロコロ歩いて海辺に出る。

家から10分ほどで入江にでて荷物を下ろし、5つのピースを連結していく。すぐそばを川が流れていて、小さな藪蚊がワンワン出ていて鬱陶しい。帰りは家から少し離れるけど、蚊のいなそうな場所で上がろう。

舟が組み上がった頃には日は高くて、時刻は早いけど朝という気はしない。カートやら袋やらを舟のハッチに詰めて入江に浮かんだ。

最近は薄い舟ばっかり乗ってたから、自分が縮んだかと思うくらい舟が大きい。キャンプツーリングに思いが飛ぶ。

小一時間漕いで小網代のクラブに寄り、薄い舟の細々とした用事をすましてまた漕ぎ出す。昨日の風で波があるかと期待したけど、いつものポイントは今ひとつ。

それなら距離を漕ごうかと南方面に漕ぎ出したらホイホイと剣崎で折り返し、横瀬島で少し長い昼休憩になった。その後は、サカサカと漕いで、舟をバラすつもりの浜までやってきた。

随分潮が引いてて、上げたそばで舟をバラし始めたら、実は2つ隣の浜にズレて上がっていて、このままじゃ道路に出れないから正解の浜までバラした舟を手で運ぶ羽目になって失敗した。

ともあれまた一つはカートに乗っけて、もう一つは背負って、それでちょっと遠くなった帰り道を歩いて帰った。

なにげに、船をバラすよりも他の装備品を塩抜きして干すのが面倒くさいと気づいた。クラブだったら、PFDもスカートも帽子も一切合切ハンガーに引っ掛けて外に吊るして置けば、水がボタボタするのも気にせず勝手に乾くけど、部屋の中だと勝手が悪い。クラブのシステムの便利さに納得。

ともあれ、日のあるうちに片付いてあとはのんびりした。そう言えば、城ヶ島の南はいつもどおりうねりが有って楽しかったな。この舟だと外海っぽく感じれてロマンがある。また早く漕ぎたいなあ。