小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2015年12月30日水曜日

20151230 長者ヶ崎

冬晴れの気持ち良い日に三浦に。午後から風がおちる予報を信じて距離を漕ごうと思って。

できればまだ行ったことのない場所まで漕いでみたい。一緒に漕いでくれる先輩がいたので、くっついて長者ヶ崎まで往復することに。

北東よりの風の中を北に向けてまずは荒崎まで。うねりはほとんどないけれど、風波がざわざわと力なく舟を揺する。風上に向きたがる舟をなんとか押さえながら、荒崎まで。どの先輩も早い。

荒崎を越えると佐島までの湾口は相変わらずざわざわしている。北東の風なので、湾の奥から外に向かって大きくなった風波が寄せる。先輩はあまり湾の中によらず、沖をまっすぐ立石に向かって漕いだ。遅れながらもそれについていく。湾をわたる間はまた波が立つ。随分舟をゆすられるが、うねりがないので心配はない。

佐島を越えて、秋谷、立石、長者ヶ崎までが一望できると、波も収まった。風は強いままで、風上にむこうとする舟をおさえながらがずっと続く。帰り道が心配になる。

それでも良い天気の中を気持ちよく漕いで、長者ヶ崎について昼ごはん。小一時間して折り返しに漕ぎ出す。
正午くらいに長者についた
ちょうど雲と空の境目が長者になってた

帰りは追い風と思いきや、どちらかというと横からの風でまた苦労する。少し速度を出すと、舟があっという間に風上を向く。難しい。横からくる波にうまく合わせて片側を漕げばすんなりと向きをキープできるそうだけど、まだ実際が追いつかない。

午後からは風が落ちるといいながら、全然変わらない中を漕ぐ。佐島から荒崎はとても疲れた。腹がつるかと思った。荒崎を越えるともう安心感がある。大きい湾はないし、風も波も余裕を感じれる。荒崎から北はまだまだ冒険の領域だと思った。

2015年12月26日土曜日

20151226 四人乗り

午後から風があがりそうだけど、日差しは申し分ない土曜日、カヤックの集まりで三浦に。

まずは一人で荒崎まで往復。今日は随分透き通って見える。つくまでずっと海の底が見えているほどだった。トイレがてら、どんどん引きを上から見て基地に引き返す。
まだ和田長浜をまたいで荒崎まで来るのに緊張する
先輩方と合流して、今日の目的、皆で四人乗りのカヤックを漕ぐ。とても長い。みんなで漕ぐからとても早い。普段とは違う速度感で海面が滑っていく。でも、振り返るとシングル艇の先輩方がすぐ後ろに追走してくる。バケモノたちだと、正直思った。憧れる。そのくらいの力を自分もつけたい。

諸磯をこえて、城ヶ島の赤羽根海岸沖で折り返す。時々隠れ根で波が沖で崩れてる。四人乗りだと、自分でコースを決められないから少し怖い。
ドラゴンボートはこんな感じなのかな
最後に湾内に戻って、あがる直前に四人乗りでロールにチャレンジ。長く持ったけど、ぎりぎり上がらなかった。残念。来年にまたみんなでチャレンジしたい。

昼前で終わってあとは宴会。夜まで楽しんだ。来年も安全にカヤックを楽しみたい。ここまでも先輩方のご指導のお陰。ほんとうにありがたい。

今年、まだまだ漕ぎたいけど、まずは一息か。

2015年12月20日日曜日

20151220 安房崎

夕方からの用事のため、午前中だけでも漕ごうと思って日曜に三浦に。北寄りの風がどんどん落ちてくる予報だったので、南に向かう。三浦海岸まで往復するという先輩について、安房崎までの予定。

この先輩、還暦を過ぎているのに早い。湾内をでるまでにすでに左肩が疲れて痛くなる。湾を出たら、あっという間に置いて行かれる。諸磯で一回、三崎港の堤防で一回と、点々と待ってくれるが、このペースで三浦海岸まで行くのかと思うとまだまだだと痛感。

結構風波がある。うねりは少ないけれど、沖では白波が気持ち飛んでるし、帰りが心配。午前中だとまだ風は強い。安房崎から先についていこうかと思ったけど、風でずいぶん海面がザワザワしているし、自分はここで折り返すことにして戻った。

まだまだ水が暖かくて、濡れる練習も嫌じゃない。なにより、明るい陽射しの中、温水のシャワーを浴びるのはとても気持ちが良かった。冬は朝から漕いで明るいうちに上がるのが良いなと思った。片付けるとき手元が暗いのも嫌だしね。

2015年12月12日土曜日

20151212 サーフっぱなし

しばらく漕げなかったので、どんな天気でも三浦に行こうと思っていた土曜日。陽射しもあって15℃くらいまでにもなり、これまたカヤック日和だった。午前中までは風が強い予報だったけど、北東よりだったので行けるだろうと思った。前日までの低気圧で、うねりもありそうだ。

今日は、風の強い午前中に波の様子をみて、あわよくばサーフ、午後からは風が落ちるのを期待して距離を漕ごうと思った。結果は一時過ぎまでのサーフで満腹。

朝、基地からでて堤防を越えると、風波とうねりにビビる。風波が岸にそって北から、低気圧のうねりが西から入ってくる。水面がガチャガチャして、ちょっと漕いで湾内に引き返す。

先輩が一人、ちょうど舟を出すところだったので、くっついてサーフに行く。ヘルメット被って準備する。

先月の11月28日より波が高い気がする。正直びびりながら。それでも、三本くらい長く、奥まで乗れた。嬉しい。

ハイブレースで初めてブローチングもできた。横乗りで奥まで持っていかれる。とても楽しい。嬉しい。

先輩画像


次にブローチングした時は、波が大きくて、頭の真上から白波が降ってくる。大量のシャワー浴びてるようで、ブローチング中に息ができない。吸おうと思うと思って水を飲む。苦しくなってきた時に沈。

ロールで上がろうと二回やったけれどだめ。沈脱する。悔しい。

波を見ながらリエントリーしようとしたら足が入らない。コックピットに入れておいたフロートバッグが途中で詰まって邪魔してる。これは危ない。リエントリーも失敗する。中途半端に入った足が、今度はクロックスで引っかかる。自由な足で蹴飛ばして力任せに抜いたけど、波で舟が揉まれたら、足ひねられて危ないと思った。

結局先輩にレスキューしてもらって、沖に出てポンプで水を抜く。ブローチングで水を飲み始めてから、ここまでずっとゼーゼー息しっぱなし。しんどいのー。

ネオプレ質で裏地が起毛したハードシェルに、下にネオプレ長袖、ロングジョンでつかったわけだけど、寒くはなかった。ただ、これからさらに水が寒くなったら、やれて沈脱は一回だと思った。

しかしながら、悪いイメージで終わるのは嫌なので、もう何回か波を選んで乗る。気持ちいい。スキーでもそうだけど、ビビって終わると次回が辛い。それでも疲れたので、日の高いうちに帰った。お疲れ様。先輩に感謝。


今回のサーフ沈脱で反省した。

  1. コックピットの中には物を置かない。サーフ時にはなおのこと。デッキバッグを買おう。
  2. クロックスはボッテリとしてるので、ぴったりフィットの靴に変えよう。みのる君をもっているからそれを試す。
  3. 上着はドライを買って、サーフ沈でのロールを完璧にしないといけない
  4. ロールは一回失敗したら、二回目は絶対にロングで。それで失敗したら沈脱と決める。