小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2015年9月26日土曜日

20150926 横瀬島

20150926: 台風の進路と秋雨前線にやきもきした週末。終日雨の予報が曇りにかわったので土曜に三浦。

今日の目標は距離を出すこと。

舟を出した9時くらいは、風はなかったけど大潮の干潮にあたり、ちょっとのうねりで波が沖から崩れていた。先に出ていた先輩を見つけて一緒に荒崎に向かう。岸に上がれないだろうと思うけど、いって様子を見てくる。荒崎で折り返しての帰り道はすいすい。そのまま網代崎を越えて諸磯までいく。そこで他の先輩方とも合流して昼ごはん。

昼ごはん中にSUPの集団も上陸してきた。シットオンのカヤックも一緒に何人かいた。華やかでいい。どうにか混ざる手はないもんか。
荒崎から戻る
鈍い色の海面が気持ちいい 
諸磯灯台のてっぺんにとまったトンビのお尻
まだ曇り空
諸磯から出ると岩場の内側は例によって波が崩れている。面白い。そのまま三崎港堤防から城ヶ島、安房崎の灯台を越えて横瀬島まで先輩方と向かう。

途中、城ヶ島灯台近くの岩礁をうねりで揉まれつつ突っ切る。これは面白い。持ち上げられ、波に引きこまれ、海の斜面にうまく合わせて舟を漕ぐ。浮遊感と緊張感がたまらない。スキーと同じ部分が根っこにあると感じた。
諸磯の岩場では写真が撮れる
城ヶ島の岩場の中ではまだ無理
 横瀬島についた。周りであちこち波が崩れてるけど、タイミングを見て岸にあがる。潮もだいぶ満ちてきてスペースが少ない。横瀬島にはいい感じで切り立った岩がある。そこに上って剱崎の灯台を遠くにみる。次はあそこまで。
こんな波をうまくかいくぐって上陸
こんな風に 
先客の並べていったウニとタカラ貝
緑っぽいのでバフンウニ
横瀬島の立派な峰
遠くに見える劔崎灯台
あそこを回れば北に進路が変わる 
正直、横瀬島に上がるのも出るのも苦労したけど、楽しかった。また西に戻って城ヶ島を回って、黒崎の鼻まで行って今日はおしまい。30kmちょっと漕いだかな。
この日たくさんみたスナイロクラゲ
ビゼンクラゲの仲間で食える

2015年9月23日水曜日

20150923: カヤックシーズン到来

最後まで気持ち良い秋晴れの連休。三浦でカヤック。風も波も穏やか。のんびりと陽光を楽しんでカヤック。

諸磯の灯台を眺め、浜を独り占めにし、水につかってまだ残る温もりを確かめる。ちょっと一息。少し急ぎ足でここまで着たけど、次の一歩を落ち着いて考える。のんびり浜で遊んで今日は返る。
白い角柱の諸磯灯台
丸くないのがいい 
諸磯から少し離れて 休憩
偶然撮れた青い空

2015年9月21日月曜日

20150921: オルカヤック海デビュー

晴天続きの予報のシルバーウィーク。真ん中の月曜にオルカヤックを持って三浦に。

目標は、とにかく海でどんなものか、オルカヤックで近場を漕ぐこと。風もあまり吹かない予報。今日はカメラマンつき。

荷物を担いで坂道を下り、準備して海にでる。
急な坂道
帰りが大変 
網代崎から北にいく。いよいよ外の海。嬉しい。凪ではないけれど、風もうなりも無いに等しい。スズメ島まですいすいといける。漕いだ感じ、船体が軽い分すいすいいける。リジッドに比べると膝周りがガバガバに広いけれど、漕いでる分にはあまり気にならない。
いざ海へ!
ひゃっほー!
黒崎の鼻で折り返した
湾内に戻って少し練習。ロングでは上がるけど、ショートがまだ無理。CtoC ロール気味にパドルのハイブレース動作メインで上がると全然だめ。膝の起こしに頼らず、スイープしてバックデッキにのけぞる動きで丁寧に上がらないとだめか。

その他、沈脱しての練習も少しして上がる。沈脱した場合については、思うことがあったから改めて書く。

たまにはと思って、三浦海岸駅前の居酒屋で食事をしていく。夢紫亭というお店に適当に入ったのだけど、葉山牛のモツを使ったモツ煮と、85歳で歯がなくても食べられる角煮、といのうのがとても美味しかったので写真を乗せておく。

モツ煮美味しい
くさくない
角煮というよりはスペアリブを焼いてタレにつけた感じ
とてもやわらかい

2015年9月19日土曜日

20150919: 初サーフ・初沈脱

20150919: 台風と秋雨前線が雨を降らせ続けたけど、なぜか土曜はまた良い天気。三浦に。

今日の目標は一人で行ける距離を広げること。海の様子が許せば、南を広げたい。いままではクロダイゴメまでだったけど、城ヶ島に渡って見たい。あと、先輩方についてサーフも練習したい。


出発して網代崎をみると、広く波が崩れている。沖から幅広く高く、うねりが岩に砕けてあたる。ここで崩れていると、諸磯はその2倍、城ヶ島は3倍あれると聞いたのでビビる。とはいえ、少しの沖は全然静か。風が一日中低いので、崩れるところを避ければまあ行ける。

小網代湾を出発
朝もやの水面近く垂れる枝
行けるところで引き返そう、うねりは北東-東寄りのはずだから、三崎の堤防までは静かなはずと考えながら網代崎を回る。岸に近寄らなければ、風もなくとても穏やか。カヤック日和。
網代崎を回って南に
岸から少し離れるだけで静か
 諸磯が近づくと様子が変わる。諸磯の点々とある岩礁の内側は崩れた波が入って水面がザワザワしてる。うねりの方向と、押す波引く波で岩礁の間の流れも乱れて動く。とても面白い。崩れる波の隙間を通って三崎港側に抜けていく。この隙間、帰り道に見つけられるかどうか。だめならエビ島を沖で回りこむようにする。
諸磯手前から三崎港の堤防を見る
崩れ波が岩場の中まで入ってくる
 堤防脇は静か。うねりも風も東寄り。釜根のブイまではすいすいと進む。
三崎港出口の釜根浮標
三崎港の出口を渡っていよいよ城ヶ島の灯台が見える。15秒間に一回、白くピカリと光る灯台だ。昼間だからわからないけど。さてと。このあたりから城ヶ島の岸は全体に荒れ気味。島の南側に回りこんで赤羽海岸が見える所まで、岸はずっと砕け波。安房崎まで行きたかったけど、ここで引き返しロール。
城ヶ島西側の磯も崩れてる
北に向かって引き返し、先輩方たちと合流する。もうサーフをやっている。ヘルメットを借りて自分もやる。波に直角に乗れない。舟が最初斜めに入ってしまい、どんどん横に走りだす。岩場に突っ込みそうになったので、沈脱して舟を止める。 少し深いところに舟をおして、アシストレスキューをして貰う。

波に横を向かされると、波の下側にスターンラダーを入れても全然舟が下を向いてくれない。横に向いたままシャーと走っていく。それで踏ん張っても良いけど、危ないと思ったら上側にスターンラダーを入れて、波を乗り越える方がいいのかも。

少し移動して昼ごはん。波が小さめに崩れながら岸に打ち寄せる場所があったので、ブローチの練習しにいく。波に体をあずけ過ぎて、波側に沈。加減が難しい。2,3回やったら岸までブローチで到着できた。横乗り派。

またサーフに戻る。波も落ちてきたので、一人で黒磯の鼻をタッチしに行く。戻ってくると、まだ先輩方はサーフしている。元気だなあ。釣り糸を引く先輩について、沖網代ラインまで沖に出る。沖も風もなくうねりも低く、漕ぎやすかった。振り向くと半島の上に夏っぽい雲。
夏っぽい雲も終わりかも
サーフに戻るとまだやっている先輩方もいる。ひとしきり遊んだら夕日がいい色になってきたので帰る。良く遊びました。
夕日の見れる時間まで漕いだ

2015年9月15日火曜日

三浦近辺の灯台

夜カヤックを漕ぐことはほぼないと思うけど、灯台の光り方を覚えてみたい。シーマンシップの一環として。

光り方(灯質という)のルールのページ: http://websv.kohkun.go.jp/knowledge/index.html#k-16
それに、LightHouse-JAPAN.com からそれぞれの灯質を見る:

諸磯埼灯台 Iso W 8s(等明暗白光 明4秒暗4秒): ■■■■■■■■
三崎港北防波堤灯台 Fl G 4s (単閃緑光 4秒に1閃光):
三崎港南防波堤灯台 Fl(3) R 12s (群閃赤光 毎12秒に3閃光): 
城ヶ島灯台 Fl W 15s (単閃白光 15秒に1閃光): 
安房埼灯台 Fl W 4s (単閃白光 4秒に1閃光): 
劔崎灯台 Al Fl(2) W G 30s (複合群閃白緑互光 毎30秒に白2閃光と緑1閃光): ■....


観音埼灯台 Fl(2) W 15s (群閃白光 毎15秒に2閃光): 


2015年9月12日土曜日

20150912: 初・ソロ荒崎!

台風が二つもあってやきもきしたけど、土曜はすっきりと晴れて絶好のカヤック日和

せっかく早起きしたのに、朝の地震でダイヤがみだれ、京急から横須賀線に迂回したりして、随分遅れながらやっと漕ぎ始める。それでも道中、ちょっと雰囲気のある横須賀線の田浦駅を通れて嬉しかった。芥川の『蜜柑』のモデルとなったのが田浦駅にくっついたトンネルだと知る。
やっと久里浜で京急に戻る
あと少しで三崎口!  
ともあれ、今日の目標はソロでの行動範囲を広げること。あと、少しは向かい風の中を距離漕いでみたい。

まずは先輩がたについて城ヶ島を目指す。風は気持ちあるようだけどうねりはない。赤羽海岸まで順調に漕いで一休み。新しく買った防水のデジカメで少し遊ぶ。イソヒヨドリ、タコ、オヤビッチャを撮れた。
三崎港の堤防
赤羽海岸あたりで一休み
イソヒヨドリ
日本以外では高山にいる鳥なんだってね 
タコもいた! 
オヤビッチャ
黄色い背中に白黒の綺麗な縞々
ロクセンスズメダイと違って尾ひれに線がない

シュノーケルをするという先輩がたと分かれ、赤羽海岸から北に荒崎まで一人で目指す。これが今日の目標。帰りは南の風にかわるので向かい風。これもちょうどいい。

途中諸磯で寄り道。カヤックツアーのお客さんに混じって昼飯を食べ、すぐに出発。網代崎 - スズメ島 - 黒磯の鼻 - 荒崎。やった。荒崎は少し風波がざわざわしてる。到達ロールはやめといた。ちょっと怖い。失敗した時、荒崎の岩場しか逃げ場がない。

ポケットから小さなパッケージの羊羹を食べて一息。いざ折り返して黒崎の鼻を目指してまっすぐに。向かい風。進んでる感覚はあるのだけど、なかなか陸地が近づく感じがしなくて少し弱気になりながら漕ぐ。力尽きないように、歩くように。2時から3時、ちょうど南の風 4.4m という時間帯。自分の中のベースを一つ作る。

黒崎につく。スズメ島をとおり油壺湾内にタッチしてベースに戻る。全部で 26km くらい漕いだ。さすがに疲れたので、湾内での練習はやらなかった。年内には早く艇をだして40km漕いでみたい。
日が暮れるのが早くなりました

2015年9月8日火曜日

単眼鏡ほしい

カヤックをしている途中で生き物を見ると、その名前が知りたくなってきた。釣りは周りでもしている人がいるし、釣れた魚はとても綺麗だと思うんだけど、見て名前を知ると満足してしまう。その先自分で釣ろうとか、獲ろうとかはあまり思わない。もちろん、食べるのは大好きでいつもご相伴にあずかるのだけれど。

目の前をちらりと跳ねたり、カヤックを避けてひらりと潜る魚もそうだけど、声だけ聞こえた鳥もとても気になる。遠くでちょろちょろ飛んでたり、木に止まって休んでる鳥も、もっと近くに見て名前をしる手がかりが欲しい。

そういう鳥を見るために、防水の双眼鏡が欲しくなってきた。あるいはもっとコンパクトな単眼鏡か。防水のやつ、買いたいな。

2015年9月5日土曜日

20150905: 初城ヶ島

秋雨前線が長々と伸びる中、ぽっかり良い天気の土曜日。三浦に。

今日は風・波ともに落ち着いた予報だったので、一人で漕ぐ範囲を伸ばしつつ、20km以上漕いでみたい。あと、寒くなる前に10回ロールにチャレンジしたい。

見た目は夏と変わらない朝だけど
吹く風は秋のよそおい

準備してベースからでる。北東からの風を少し感じつつ黒崎の鼻に向かう。一人ではスズメ島までしか行ったことなかったので、それより少し先へ。三戸浜あたりで知り合いのSUPとすれ違う。朝の挨拶。

順調に黒崎タッチで折り返す。荒崎までいってみたかったけど、他の人と合流する時間的にここらがちょうどいい。風に助けてもらいながらベースに戻る。

先輩カヤッカーと合流して城ヶ島へ向かう。南側は諸磯の先は未体験。誘ってもらってありがたい。先輩について、諸磯先から三崎の堤防に向かって一直線に渡る。堤防に沿って三崎港に向かうあたりは舟が多く、要注意。また、堤防からはねかえる波で三角波もたちやすい。そう思うと、少しあれ気味の時に練習しにいくにはいいのかもしれない。

左右をみながら三崎港への入り口を城ヶ島にわたる。京急ホテルの建物が見える。左手にホテル、それを越えると城ヶ島の崖が続く景色を漕ぐ。赤羽海岸を過ぎて安房崎で折り返す。折り返しロール。このあたりは風がないのにザワザワと波がたつ。

先輩について、小さな洞穴を抜けて浜に上がる。ここで素潜りしたり、昼食休憩したり。洞穴から立ち上がる崖には小鳥が何羽かいて賑やかに鳴いてた。後で調べたらイソヒヨドリらしい。青っぽい背中と赤っぽいお腹。綺麗なかわいい鳥だった。
この崖でヒヨドリ
オス同士喧嘩もしてた 
先輩方も入ってきた  
素潜り中
午前中に先輩が釣った魚を刺し身にして食べる

昼飯後ベースに帰る。ぶらぶら寄り道しながら夕方到着。コミコミで25kmくらいになった。今日の目標一つ達成。ここでもう一つの目標、10回ロールにチャレンジ。

先輩方が始めたこのチャレンジ。ルールは簡単:

  • 一方方向にグルグルとロールし続けるタイムアタック。
  • 10回目のロールで上がったら、パドルを離してバンザイ、そこで安定。
  • 11回以上回っちゃだめ。(やった先輩がいる :)
  • バンザイした後に沈してもだめ。(バンザイした後そのまま回っていった先輩がいる :)
タイムはともかく、先輩に見届け人を頼んで開始。9回まわって最後、10回目でスイープが潜ったのがわかったけど、勢いで上がろうとして失敗。あちゃ。スイープの方向が甘い時があるのがわかった。

寒くなる前にもう一度くらいはチャンスがあるかな。なんにしろ雨の隙間、良く遊びました。