小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年7月15日水曜日

20200715 西側散歩

なかなか梅雨前線があがっていってくれない。ちょっと南におりたタイミングを見計らって海に出る。

まだクラブには誰も来ていなかったけど、週末の予報が良くないことを考えると、きっと誰かしか来るだろう。海の上で会えたらなと思いながら漕ぎ出す。

今日はどうしよう。あんまり遠出はしないけど、ちょっと散歩がてら長者まで行ってみようか。前線からのうねりもかすかにあるし。

気持ち良い程度の北風を漕いで荒崎、長者とやってきた。道中、雲から指した光が長者の岩肌だけを照らし、梅雨の景色に明るい。

長者の波の立つポイントは時々うねりが盛り上がり、ちゃんとヘルメットをつけて何本か遊べた。

帰り道は岸沿いに、道中砂浜でもう一本。その先にはサーファーが二人、ポイントで待っていた。そこはパスして立石で舟をあげて休憩する。

あがったついでにクラブの出艇簿を確認すると、レジェンド先輩、遊び上手の先輩、前漕ぎ道場主の三人が南に出ていた。僕も赤羽根までは行くつもりだったので、道中どこかで会えそうだ。

立石を出て佐島を抜け、荒崎にやってきた。目出度いポイントで一本遊ぶ。近くのポイントではまたサーファーが入っていてパス。一気に諸磯を目指す。

四角い灯台が近くなってきたと思ったら、向こうから漕いでくるカヤックが見えた。誰かかなと思ってこちらの舟を向けたけど、知らない人だったのでまた舟をそらす。出せるならやっぱり今日漕ぐよね。

諸磯灯台の入り江に進むと、遊び上手の先輩と道場主が浜に上がっているのが見えた。僕も舟を上げて挨拶する。二人は安房崎から折り返したあと、諸磯で水に浸かる練習をしまくっていたのだそうだ。さすがです。レジェンド先輩は、もうピューっと戻って舟をあげてるそうだ。

ぼくも赤羽根までは漕ごうと、ささっと昼飯を片付けて二人とわかれて舟をすすめる。長津呂から馬の背までは南からのうねりがダイナミックに動く。隠れ根に流れ込む潮を横目に、舟の動きを楽しみながら往復して諸磯に帰ってきた。この頃にはもう晴れて日差しが強い。その下で何本か長く遊んだあと、クラブに戻って舟を上げた。


舟の仕舞い支度をしていると、手首の一部が赤く焼けていた。いつもと長袖の長さが違ったから、段差で焼けた。曇りと思って油断して日焼け止めを塗るのを忘れてた。なかなか開けない梅雨だけど、その先の夏が少し覗いた気がした。

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