小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2015年4月4日土曜日

20150404 丸子橋から狛江まで花見

20150404    10〜16時 気温:12℃ 水位:2.08 (玉川) 1.40m (田園調布上), 1.94m (田園調布下) 風: 北より 3m/s〜ほぼやむ 水温:触って冷たさを感じる 服装:長袖ウェット / 膝丈ジャージ / ネオプレーンソックス / 長靴 / 長袖保温下着 / 長足保温下着

大岡川の花見はあきらめたけど、多摩川のは見ようと思って丸子橋に。それに、宿河原堰から先も見てみたいのもある。天気次第でどうしようかと思いながら丸子橋を出発する。ところで、写真を撮った携帯を川に落とした。なので狛江の桜も含めて、折角の写真が全部なし。降りたり乗ったりしたからなあ。

時間を戻して出発地点。多摩川の公園の桜は見事に咲いてるけど、川面からだと距離もあり、緑の葉の普通の木もあるので桜のインパクトが薄れている。大岡川のように真下を漕げるわけではない。

公園の桜は少し期待しすぎてたか。まあいいや。漕いでると暖かいので、雨はそんなに気にならない。ジャングルクルーズに入れる水位でもないし、宿河原堰も行きたいし、それならガシガシ漕いで上がろうと思う。予報では、昼をまわると止むはずだ。

あれ、今日はゴルフ場の渡し船がやっていない。船着場の足組もなくなっている。東急ゴルフパークたまがわのホームページをみると、4/1から東京川のスタートハウスが無くなったみたい。それで渡し船も無くなっちゃったんだ。船頭さんにいつか缶コーヒーを差し入れたいと思ってたのでとても残念。

そういえば、芦ノ湖で、上手ければスプレースカート濡れないんじゃないかという雰囲気を感じた。ということで、気をつけながら漕いでみた。しっかり背筋を伸ばしてパドルを自分から遠くにキープして漕ぐとしずくがたれない。のんびりダラダラ漕いでるとかかる気もする。どちらの漕ぎ方がいいんだろう。垂れない方が早い気がする。

実際、渡し船下流の瀬も、玉川通りを越えて兵庫島前に上がるときも、宇奈根に上がる瀬のところも、今日はあっけなく漕ぎ上がれた気がする。それとも、追い風だったからかな。

宿河原堰についたところで、どうやって堰を担ぐか景色を見ていたら、上流から空気でふくらましたゴム製カヤックが3艘下ってくる。いいねえ。南多摩から出発で、武蔵小杉近辺がゴールなんだそうだ。僕とまったく逆ですね。堰の上流は東京側の方が舟が出しやすいと教えてくれた。ありがとうございます。

東京側で河原に上がろうとすると、青い鳥が目に入る。下流にある水面近くに垂れた木の枝に留まったのが見えたので、漕がずにゆるい流れで寄っていく。それでも全然逃げない。鳥まで10mくらいで舟が底をすって止まったので、そのまま見ていた。青い背中を見せたり、オレンジの腹を見せたり、枝の上で落ち着かない。それがふと止まって10秒位たったと思ったら、水に飛び込んだ。出てきてそのまま飛び去ったので、成功したかはわからない。

いいもの見れたので、ここで岸に上がる。宿河原堰を越えた。ここからは初めてゾーン。岸には釣り人が一杯。東京岸はすぐに2mくらいの崖になるのだけど、その崖下に勝手に足場を組んで釣り場が作ってある。いくつもいくつも崖下に並んでる。しかたがないので、崖のないところで一番上流側に回って出させてもらった。「いいけど、静かにやってよ」。鮎の時期にはもっと恐い人がふえるのかな。

ここから先は深さもわりとあって広いし楽しい。小田急と世田谷通りの橋脚もあんまり危ない感じはない。川幅も広いし、風が抜ける感じが弱いからかな。ボート屋さんがあるくらいだから、漕げる日が多いのだろう。とはいえ、下流の宿河原堰は常に意識にいれとかないとね。段差が半端無いし。

世田谷通りをくぐると、東京岸がずっと河原の工事をしていて、水がとても濁っている。気分はアマゾン川。流れが合流しているところでは、神奈川側の流れは青く、東京側の流れは黄色く、はっきり分かれてながれてくる。

まあ本命は東京側だろうと上がったら、残念、狛江の水神前を過ぎてその先行き止まりだった。六郷排水樋管でゴールにする。ここの土手の桜が綺麗だったので行き止まりでちょうど良かった。この先は稲田堤まで電車もないし、この時点で3時過ぎてた。あまり上がりすぎても登戸に戻るのが大変。

舟をあげて桜を見に土手にあがる。写真は撮ったけど、携帯は多摩川に流れちゃったから残念。屋台もすこし出ていてうれしい。腹が減ったので大阪焼きを買って、土手の桜を見ながら川の上で食べる。

水神前の淵は良かった。深さもあり水も良い感じ。淵の下流は浅くなっているし、世田谷通りに流れるまで担ぐくらいなので、絶対安心。ただ、なんか怖い感じもする。嫌な感じではなく、騒げない雰囲気を感じる。ロールの練習場所にできたらと思ったけど、やめたほうがいいかな。

全般に、登戸より上流は深さがしっかりあって水位も安定しているし、いいなと思った。二子玉で 2.08m ある時なら、登戸から上流で遊ぶのがいいのかも。今度は、登戸から出発して是政を目指したい。

それにしても、今日は釣り人が多くて気を使った。これで鮎釣りの時期になったらどうなるんだろう。そういえば、準備をしてる間、自主的に多摩川をパトロールしているおじいさんに声をかけられた。最近は鮎があがってくる時期なので、水門を下げてるんだそうだ。ほんとかなあ。

登戸 - 狛江区間:
水温: △(ひっくり返りたくないくらい)
足がつく場所: ◎ (水神前と宿河原堰の間に足がつく場所がある)
下流の障害物: ◯ (宿河原堰の手前は気をつけて)
岸辺の移動: ◎ (登戸駅からとても近い)

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