小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2017年4月22日土曜日

20170422 大崎ソロ行けた

どちらかというと土曜のほうが風が落ち着いていそうなので、距離を漕ぎたかったので土曜に三浦に来た。予報どおり曇りがちではあったけど、雲は薄く切れ目に青空も見え、気温も申し分ないし、カンカン照りよりは気持ちよく距離を漕げた。若潮の干潮手前から満潮すぎまで漕いだ。

ソロ40kmをやりたくて日を狙ってたけど、ここのところは風が午後強まる予報で、楽しかったけど距離を出せる感じじゃなかった。メンバーも少なめな様子だし、気軽に一人で飛び出して行こうと思って一番早い電車でやってきたら、クラブハウスに一人、金曜から泊まっていた人がいた。ファルトの後輩。朝起きれないから前泊したという。

僕、大崎目指しますよと話すと、午前中だけしか漕げないから、近場でスノーケリングして帰りますという。もともとダイビングをする人で、厚手のウェットスーツを着てやるようだけど、この時期潜るのはすごいなあ。

いつもの支度をしてソロで出す。網代崎はピクリともしていない。水気が立ち込める灰色の鈍い景色で、荒崎もだいぶ薄くかすんで江ノ島は全然見えない。逆に上出来でしょうと漕ぎ出して、北東の風を少し感じながら荒崎到着。

荒崎を回り込む間もうねり、風浪ともに感じず、まだ朝の眠たい海を歩くように漕いで進む。この前のレッスンで、ワシーッ、ワシーッというリズムの大先輩の漕ぎを少しつかめたように思うので、そのリズムで漕ぐ。

荒崎からはまっすぐに長者ヶ崎を狙う。かすかに長者の崩れた岩肌が見えている。江ノ島も霞んで見えるようになってきた。長者ヶ崎について砂嘴にバウの底をすって少し休憩。ここの岩肌を伝って歩いた昔を二つ深呼吸する間に思う。

長者から進んで鳥居と葉山灯台を過ぎたら逗子湾到着! 湾はたくさんの一人乗りヨットやウィンドサーフィンがたくさん出ている。相手の動きが読みづらくて躊躇うけど、できるだけ外を大回りで漕いで大崎の崖下にタッチ。やった。


頭の中でビーチボーイズの「素敵じゃないか」を歌いながら崖沿いを漕ぎまわる。かすかに一本来た波にちょっと乗れた。下を見るといっぱい海草が生えてる。なんだろう。小網代あたりだと海底は岩場ばっかりで、春先のホンダワラを除けば、森のような海草は見られない。いいなあ。

帰りも同じように眠たい海をワシーッ、ワシーッと漕いだつもりで進む。途中長者の砂嘴でお昼休憩。小田和湾を渡って荒崎を回り込んだら一安心。帰ってきた気になる。ふと下を見ると、潮が綺麗に 砂の底まで通って、僕のパドルと同じ色。空は曇りでも色がある。

このまま帰っちゃうと少し40kmに届かないから、定刻組に会えるかという期待もあって城ヶ島の西端、長津呂崎までいってみる。 でも誰もいない。隠れ根の波の間を揺られて遊んで引き返す。のんびり網代崎あたりでウロウロしていたら、定刻組が帰ってきたのに合流。今日は横瀬島まで往復してきたそうだ。今日は暑すぎず、距離を出しやすい海で良かったですね。

帰ったら、ボート釣りのお兄さんもしっかり楽しんでいたようで、とてもアイシャドウの綺麗な鯛を写真に撮っていた。



















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