小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年7月8日日曜日

20180708 夏の横瀬島

波遊びなら土曜のほうが良かったのか。終日穏やかな予報の日曜日に三浦に来た。でもとても暑そうだ。自分の舟で三浦海岸から出ることも考えたけど、土曜からの波がどう残るか不安があったのでクラブから。長潮の干潮から満潮過ぎたところまで漕いだ。

いつものポリ艇ではなく、試乗艇としてやってきたオーシャンタイガーで準備をする。この舟、傾けてやると小気味よく動いてとても好き。ハッチがしっかりしているので波遊びしても水は入りにくい。一日30キロくらい漕いでウロウロ遊びまわるのにとてもいい。


 支度をして浮かぶ。網代崎は静か。うねりはゆったりとあるけれど、あまり下がりきらずダラダラと隠れ根の上を水が動いている。近くのポイントでは小さなわりには力のある波でゆっくり何本かやれた。ちょっと北までと、佃嵐崎まで漕いでから折り返す。目標は三崎の堤防に向かってまっすぐ。

南からの向かい風が気持ちいい。時々水に浸かりながら漕いで行く。ペットボトルからの一口がいつもより多くの水を飲みたがる。南からのうねりを止めてくれている諸磯を抜けると海面がワサワサしだす。堤防の向こう側もチョッピーながらもゆったりした波で動いている。

長津呂崎は波が盛大に崩れて、泡立った緑色の水を抜けて進んでいく。馬の背の洞門のあたりで向かいから白いカヤックが一人やってきてすれ違った。安房崎から東に夏の雲を見る。下の房総半島の上にできてる。横瀬島までは海は問題ない。これなら三浦海岸から来れたかもしれないな。


横瀬島に向かってレンジを決めて漕ぐ。南風で左に左に流されるのを、レンジより右にバウの向きをキープしてキャンセルして漕ぐ。少し舟を傾ければスーッと向きを変えてくれるのでとても漕ぎやすい。

南からのうねりは横瀬島を回り込んできれいなサーフ。何本か長く乗る。崩れる瞬間に居合わせるとバウが沈む。楽しい。


何本か乗ったら岸によって体を冷やしながら軽食で休憩。お昼頃には大先輩の定刻組に合流したいなと思って帰ることにする。同じようなコースを通って城ヶ島の南を過ぎる頃にはだいぶワサワサした感じは収まってた。途中青いファルトとすれ違う。

三崎の堤防を回って諸磯が見渡せるところまで来ると、帰ってきたと一息。大先輩のツアー組が見当たらず、キツネ浜あたりの沖をキョロキョロしながら漕いでたら諸磯の岩場の中で先輩がサーフしてるのを見つけた。なんでもの先輩。大先輩達はクロダイゴメまで進んで昼食にするそうだ。

僕となんでも先輩はそのまま諸磯で波遊び。崩れた瞬間に舟の向きをキープできれば、その後を長く乗れる。だめでもハイブレースのよい練習に。波が回り込んで正面からぶつかり合う。こっちから乗っていると、向こうからきた波に乗り上げてそのまま進む。楽しい。小さいけどジッパーラインもできる。沈したらしたで、澄んだ水に泡が混ざり込んでキラキラととても綺麗だ。散々遊んでから大先輩達に僕らも合流した。

昼飯後も定刻組と分かれてまた諸磯の岩場で波遊び。シーカヤックにヘルメットをして乗って、そんな二人が行ったり来たり。波があるからかスノーケリングの人たちもそばにはいない。その横で諸磯灯台の浜はとても賑やか。シーカヤックもたくさん浜に舟を上げて休んでる。SUPの集団は波のある岩場をさけて大外を長く連なって北から南に進んでいった。

そのうち潮が下がりだし、ところどころの岩にハルをこすりそうになってきたので波遊びを終わりにし、油壷で大先輩達にまた合流。その後は一緒に網代崎を回って湾内に入って舟を上げた。

500ml のペットボトルを2本持っていったけど、全部飲みきった。それどころか、その後も夜まで喉が乾いてゴクゴクとビールやらアイスコーヒーやらを飲んだ。そうとう水が抜けてたんだと思う。夏だ。来週は三連休。賑やかな時期を楽しもう。






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