小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年11月11日日曜日

20181111 房総チャレンジ

大先輩の車に乗っけてもらい、クラブのみんなで房総半島、外房に足を伸ばす。狙いは波遊び。アクラライン通って海に出て、支度をして浜から舟を出したのが10時くらい。日差しだけじゃなくて空気感もポカポカした季節外れの濡れ遊び日和の日曜中潮の干潮前後四時間。

ちょっと漕いだ先の目当てのビーチにつくと、すでにサーファー、SUP が入っている。端っこまで離れてぶつかる心配のない場所までくると、ちょうどカヤックによいサイズの波が入っている。今日は初めて波遊びする人もいるので、このくらいがちょうどよい。手広くやっている後輩は、昨年の房総半島でコテンパンにやられたので、今年はリベンジにと鼻息が荒い。

今日は出るときからヘルメット。早速乗り出す。オサレな同期がいい感じの波にのり、崩れたところで沈、そこをさっとショートで上がる。だいぶ安定感が出てきた。


波うち際になるとくるっと波が巻く。そこで横を向けられてもブレースで耐えられるようになると波乗りで遊ぶのに大分楽にはなる。耐えられないと沈するけれど、ロールで上がればマシ。リベンジの後輩は、最初の何本か、ロングでなんとか戻ってた。今日がはじめての優しい後輩はそこで脱って浜に打ち上がる。舟の岸側にはいないように回り込み、舟を浜に押して上がって水を抜いてまた波を越えて戻ってくる。それもいい練習。それぞれのステージでそれぞれの練習が繰り返される。

波が良くなってきたかなと思うと、サーファー達も増えてきた。すぐ横に入ってきた人と挨拶して、僕らは場所を譲って他の場所に遊びに行くことにする。


どんなに濡れても気持ちの良い日。浜から離れて小さな湾の外にでると、とたんに外房のうねりが大きくなる。それがいくつかの岬に跳ね返ってしっかりした三角波になる。岸沿いはブーマーが崩れてくるので、はっきりと沖を回って次の浜に移動する。岸辺の波のりより、うねりの三角波のほうが怖いですという波遊びはじめての後輩と一緒に漕ぎながら次の湾に入った。

次の浜ではボラがアホみたいに跳ねてる。同時に5匹も10匹も飛び上がっているのが視界に入る。それが浜の端から端まで。見ると、下を群れがいっぱい行ったり来たり。それを見ながらまた波乗りして遊ぶ。


はっきりした昼休みはない。浜に打ち上がって休憩しながら食べる人、行動食を浮きながら食べて波乗りを繰り返す人、それぞれのスタイルでやる。待ちながら水の下を見ているとボラの群れがユラユラいた。


さんざん遊んで腰が効かなくなってきた。波も大分落ち着いて、サーファーもほとんどいなくなった。僕らも潮時と、またうねりの三角波の中を漕いでもとの場所に戻る。上がりますかといってサーファーは岸に行くけど、僕らは海に向かってまた漕ぎ出す。僕らの海は広い。

帰りには地元の食堂で灰干しサバの定食を食べさせてもらう。カヤックしに来たと言ったら店のご主人が、千葉のカヤックの人が良く来ると教えてくれた。多分レインドッグの野川さんみたいだ。

そうしてご飯を食べて、ひっくり返された波の話をしながら高速に向かうと、アクアラインがとんでもなく渋滞していた。高速に乗るための下道までピクともしない。手広くやっている後輩は次の日の仕事が早いとかで、最寄りの駅によって電車で帰った。残りののんびりした人たちはそのまま大先輩の車で、とろとろ動いたり止まったりしながら、車中でさんざんカヤックの話をして、それでも真夜中になる前にはストレスなくついて帰った。リベンジできた人も、来年またリベンジしたくなった人も、房総はいつきてもチャレンジさせてくれる。また腕試しにこよう。

















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