小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年1月11日土曜日

20200111 三浦七福神

今日はミウラセブンを回る年始のイベント。クラブのみならず、三浦のカヤッカー皆の安全を祈願しに行く。一日良い日和で、午前中は北寄り、午後は風が変わって南寄りの好条件。今年はメンバーでないお客さんの参加もあって賑やかな様子。大潮

25キロくらいの行程に加え、道中あちこち、降り乗りが入るので、結構慌ただしい。でもこの海況なら期待できそう。今年は全部まわれるかなー?のドキドキがちょうど良くて、大好きなイベント。

大先輩の車に三崎口で乗り込んだら、最初のお参りだけはそのまま車ですます。海から距離があるのでここだけは仕方ない。クラブハウスについて支度をしていると、ゲストの二人がやってきた。ちょっと車が遅れて最初のお参りはスキップ。でもそんなのかんけーねー。大事なのは漕いで回る部分。

二福神めは一番大事な白髭神社。航海安全のご利益があるので、念入りに今年一年の安全を願う。ここと毘沙門堂が雰囲気があると思う。

お膝元のお参りを終えたら大先輩の車に舟を積んで、みんなで三浦海岸側の出発地点に移動し、浜に舟を並べる。準備万端。それでは元気に参りましょう。

菊名海岸を出発して、東京湾側は軽い北東の風表。風浪は大したことがないので、追い風だけを楽に使わせてもらってくるりと金田に近づいたら三福神め。風は大したことがないとはいえ、ここの浜は波が巻きやすい。はてさてと思っていたら、案の定ネイチャー後輩が降り際に禊をかます。お参りの前の良い心がけ。

お参りから舟の上に戻り、雨崎、それからとても静かな剣崎をまわって三浦半島の南側に入り、前方に見えた横瀬島向かいの浜にあがり、四福神め。とても良い雰囲気の毘沙門堂にお参りをして、浜で昼の休憩をしていたら、レジェンド先輩が小網代から合流した。


見ると、横瀬島を周り込むようにいつもの波が立っている。ちょっと乗りに入ったら、思いの外立ち上がった波にひっくり返され、僕の禊も済ませる。大先輩はタンデムで波に入り、バウ側のビジターと一緒に声を上げて乗っていた。ひゃっほー。

ここから次の三崎まではまた少し漕ぐ。安房崎にとりつき、赤羽根を過ぎるあたりでふと振り返ったら、城ヶ島に虹の橋がキレイにかかった。七色の橋に七福神、漕いでるクラブメンバー七人。みつ揃いで縁起がとてもいい。


いよいよ静かになる海を漕ぎ抜けて三崎につく。漁港の街の風情を味わいながら小道を抜けて五福神めと六福神めのお参りを済ませ、最後のお参りに黒崎の鼻を目指す。低くなる日に追い立てられるように黒崎の鼻に漕ぎ着いて藪の間の坂道をあがるのがいつも一苦労。広い空の下農道を歩いて七福神をすべて参り終えた。やったね。今年も良い漕ぎができますように。

大根畑の台地を抜けて舟に戻ると、日没間際のおひさまが雲の下にまで降りてきて海を色づけてた。



すずめ島あたりで完全に日が沈むのをのんびりと見て、いよいよ暗くなる湾内をするりと抜けて戻り舟を上げた。25キロは漕いだけど、あちこち陸と海をうろちょろするから長く漕いだ気がしない。それでも帰ってきてみると、漕いだだけの疲れがあると、何人かが話していた。そうして今日のあれこれを話しながら日本酒を開け、みんなで新年会の様子で騒いでおひらきにした。

全部回れて楽しかった。今年も安全に楽しんでまいりましょう。

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