小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2022年6月11日土曜日

20220611 江ノ島の前に

 昼過ぎて雨が降りそうな予報だけど、風はとても落ち着いていそう。梅雨空のした黙々漕ぐのも良いでしょうと、筋トレ後輩と前漕ぎに熱心な後輩と連れ立って漕ぐ。逆に日曜は爆風の予報で、まあクラブの人は誰も来ないだろうな。

今月末には小網代・江ノ島往復のツアーがあって、それに向けての確認というか、まあただ漕ぎたいだけですな。

朝のうちは晴れ間もあっていい天気。のんびりと支度していたら、もう一人後輩がやってきた。最近クラブに入ったのだけど、最初からトラディショナルパドルを使っている。総勢四人の支度が終わって出ようとしたら、大先輩が忙しなくやってきた。午前中に子供の授業参観があるのだけど、それまでちょっとだけでも漕ぐのだそうだ。すぐに追いつくからと言われて四人が舟を運び、入江に浮かんでよっしゃと気合を入れたら、もう大先輩がパドルを回して合流した。支度から何から素早い。

思いのほかの人数で、まだ晴れ間のある乾いた空気の中小網代湾から出ていく。横堀海岸の脇の岩場では、シーカヤックが一人、ドローストロークをしながら浮いていたり、網代崎を回り込む時にはヘルメットを被ったシーカヤックとすれ違ったり、みなさん中々ご健勝のようす。あんまり見たことのない舟ばかりだったな。

そうして南に漕ぎ出して、静かだけど潮の早い諸磯を過ぎ、向かいの堤防までの真ん中あたりまできたら、大先輩がここでタイムアウト。舳先を返して戻っていった。熱心な後輩に引っ張られながら、先にずんずん進んで長津呂崎を回り、馬の背の手前まできたら、ここで木のパドルの後輩の引き返しポイント。ゆっくりどこかの浜に上がって昼ごはんにして、早めに帰るそうだ。

もとの三人になって漕いでいく。海が静かなので調子が自然と上がり、横瀬島、剱崎、雨崎までなんとなくきてしまったのを折り返し、毘沙門でお昼ご飯に舟をあげた。前回と違って南風のあがりも感じず、のんびりとした休憩。一時に出ましょうかと話を決めたら、その十分ほどに筋トレ後輩はヘソテンで鼾をかいた。

そうしてまた海の上。淡々とパドルを回し、波のない諸磯を抜けて網代崎までやってきた。まだ雨の様子はないけど、陸に上がって降られたらいやだなあと、その先は行かずに小網代湾の入江まで帰ってきた。

上がる前に回っときましょうかねと、何度かやって水の上にあがったら、いつの間にか房総同期の舟が来ていた。カヤックに近づかれても、本当に気づかない。ロール練習してる人に静かに近づくの、楽しいんだけどやられるとすごいビビる。あはは。同期も江ノ島ツアーの前に漕いでおこうと、安房崎・荒崎を往復したのだけど、ちょっと準備が足りてないとブツブツ言っていた。

やっぱり五十キロ近くを漕ぐのはぶっつけでは心もとない。天気がどうかあやしいけれど、一年に一回の体育大会みたいなもんで、準備をして臨むと楽しいと思う。今年はやれるかな、とても楽しみ。

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