小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2022年9月3日土曜日

20220903 走ってみる

台風が沖縄あたりで跳ね返ってくる。日曜は房総に行くクラブのイベントがあるのだけど、用事が有って参加できない。なのでソロでのんびり土曜に漕ぐ。舟をカートで引いて近所の浜から漕ぎ出した。

しばらくはテトラの積んである内側を漕いでいく。北寄りの風の裏になるので平らに進んでいく。それが切れる久里浜の火力発電所からが本番の風表。

朝のうちは雲が重く、北の陸地は暗く覆われて見えない。その中の風浪三角波は随分とイカツイ。さてどうしたものか。向かい風と気持ち追い潮。風は安定して北東7メートルほどで、午後に向けて落ちる予報。そんなことを考えつつ、久里浜のフェリーが行き過ぎるのを待って体を波に慣らしたら、気を引きしめて風を漕ぎ上がる。GPSで時速4キロを下回るようなら引き返すと決めてフェリーの航路を渡り始めた。

せっせと浦賀を目指して漕いで、かもめ団地の横あたりに来るとだいぶ波が落ち着いてくれた。観音崎が止めてくれているのだろう。このあたりが漕げるから東京湾側に越したようなもので、のんびりとした景色がうれしい。とはいえそれも観音崎を越え出すと、また風裏で様子が一変するわけで、走水までざぶざぶと漕ぎ通した。北東風のときには当然波が寄せる方向なわけで、三月のお花見に来たいと思ってはいるけど、風向きを考えないと、船を上げる場所がないなあ。

北風の下見をすませた気になって引き返す。だんだんと雲が薄らいできて南の空は青い。たたら浜もずいぶんと明るくて、気持ちいい海の上に SUP が何人か風裏に遊んでいる。とはいえ人がいっぱいで、ちょっと先の鴨居の浜まで漕いでのんびりとお昼にした。

お昼を過ぎると予報通り風が落ち着いてきた感じはあるけど、東京湾の波はそんなに甘くないようで、まだざぶざぶとしている。帰りはゆっくりと岸ベタで浦賀の湾の中まで入って渡し船と大きなクレーン船を見学したら、燈明崎をかすめて次は久里浜の湾に入っていく。そういえば川があったよねと平作川を少し遡り、気が済んだので湾からでて、次に少し沖の海獺島まで漕ぐ。そのうちこの波加減にも慣れてくるのかな。ちょこっと追い波追い風で走ってみて、また久里浜の堤防の風裏に戻ったら、あとはテトラの内側をのんびり漕いで舟を上げた。







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