小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年12月9日日曜日

20181209 いつものカヤック

はぁ寒い。でも、少し水に近づきたくてカヤックに行く。始発から動くと真冬の寒さ。一日北風が吹いて、もし午後落ちればラッキー。土曜はセーリング、日曜はカヤック。中潮

昨日は結構漕ぎ日和だったんだろう。クラブの何人かが来てた。今日も思ったより多いし、大先輩の定刻ツアー組もある。それとお昼に合流する心つもりで朝から動いて舟をだす。

ホッとする。昨日のボートとは違ってカヤックは水が近い。気温と水温に10℃程も差があるので水がとても暖かく感じる。昨日セーリングの先生に、若州あたりの冬の水温を聞いたら一桁になると言っていた。小網代では下がって12℃くらいまでだから、やっぱり川の水が流れてくる湾の奥は冷たいんだなあ。

一人で動ける自由を味わいながらヨットの間を抜け堤防まで漕ぐ。網代崎は風浪の冬の感じ。雲が低いけど空気は澄んで、向かいの伊豆半島がはっきりと見える。やっぱり湾なんだなあ。

堤防から少し出てみると北風がずいぶんと強い。先週より強い気がする。定刻組の動きを予想するけど、これだと南には行かない気がした。午後風が落ちなかったら大変だし、ビュンビュン吹かれて諸磯をぬけ長津呂崎回るのも、経験のあるなしでは大変だろう。どっちにしろ、お昼ではなく出発での合流に切り替えた。


そうしたらあまり遠くには行けない。そして、行くのは時間が読みやすい向かい風の北方面、荒崎までかな。バウで散った向かい波の飛沫を受けながら漕いで黒崎の鼻を回る。また一段と風が強まる。

佃を見ると波が崩れながら岸に向かっている。あれあれ?と思いながら長浜方面を見ると、パドルが2つ動いてるのが見えた。釣りのシットオンが二艇、浜に向かって漕いでいる。浜から吹く出し風。彼らがどのくらい進んでるのか気になって浜に向かって漕いでいき舟を合わせる。まあ、手漕ぎにはなってて大変そうだけどなんとか進んでる様子。軽く挨拶をすると、風が強いから岸沿いでやるうと戻ってきたそう。沈したら一発で風で舟持っていかれてアウトな状況でよくやるなとお互い様ながら思う。


佃嵐崎についたらちょっと休憩に舟を上げる。目的地を北方面に変更した旨、クラブの記録帳をついでにスマホから直しておく。みたら、さっきの釣りの二艇が佃嵐崎からちょっと先まで進んだ沖で釣りをしていた。よくやるなと思いながら、自分は荒崎まで行って戻ってきたら、やっぱり釣りにならなかったみたいでもういなくなってた。


帰りは追いの風と波を楽しんで、ピューっと小網代の湾内に戻る。定刻組の支度を手伝って一緒にまた浮かぶ。この頃が一番強かったんじゃないだろうか。岸沿いをしっかり漕ぎ上がる。何人かはコツを掴んだらしく、大先輩にも遅れずついていく。すずめ島を抜けて三戸浜に出るとこは一段風が強まる。そこにディンギーが一艇、ふらふらと岸に寄せられてきた。なんだかラダーをいじっているから故障でもしたのか、そのまま岩礁の浅い岩にガンガン当たるところまできてひっかかって止まってしまった。


昨日乗せてもらったけど、風を使う乗り物だけに風の影響が強いなあ。ここはまあ浅いところだから帆さえ下ろせばあとはなんとかなるのかな。でも舟重いよなあ。そんなことを考えながら僕らは先に進むけど、やっぱり黒崎あたりが限界。そこで舟を上げて昼食にした。

午後風が落ちればもう少し進めるかなあなど、ご飯を食べながら海をみながらで時間を過ごす。時々、八人乗りくらいのヨットが黒崎の鼻を目指して45度くらい傾いて近づいてくる。ずいぶん近寄るなあと思っていると、そこでクルッと向きを回しながら傾きを変え、タッキングを終えて岸から離れながら北に上がっていく。クルーの何人かはヘリに腰掛け、海に足を投げ出して座ってバランス取りに役立っている。やっと意味がわかった。

僕らの風の使い方はもっと簡単。戻ると決めたら南に向かってピューっと漕いでいき、あっというまにすずめ島まで戻ってきてしまった。ここで定刻組と別れ、少し早めに舟を上げて帰った。途中風の中でロールの練習をしたら水が温かい。上がり方はしっくりこなかったけれど、潮を浴びれて気持ちがいい。来週も来れるかな。


0 件のコメント:

コメントを投稿