小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2019年3月20日水曜日

20190320 稲村ヶ崎行けず

祝日の木曜は天気が良くない予報。一方水曜はとても良い日和。お休みを取って三浦に漕ぎに行く。大潮の干潮手前から満潮過ぎて日没まで漕いだ。

週末と違って家の細々とした事もある。それを終わらせてから、出勤や登下校の客と一緒に電車に乗って終点の三崎口まで。バスに乗り換えてクラブハウスにつき、支度をしてカヤックを海に浮かべたのが9時半。

空のカヤックを水辺に運んだあと、残りの荷物を取りに戻ったら、食べ物を入れておいたコンビニ袋がちょっと裂けて、中のロングカルパスのゴミが横に落ちてる。カラスかー。先週もピザポテトをキャンプ支度の時に持っていかれたばかりなのに学習しない。

いつもの釣りのお兄さんが言っていたのだけど、コンビニ袋は食べ物が入っていることが多いから、中身は関係なしに鳥が持って行くことも良くあるのだそう。簡単にと思ってコンビニ袋に大事なものをまとめておくと危ないかも。いずれにせよ置きっぱはだめだー。

カルパス以外は無事だったからまあいいやと、舟に乗り込んで浮かぶ。いい天気。今日は日没まで漕いで、もしかしたら綺麗に夕焼けてくれないか。


ヨットの脇を抜け、網代崎は静か。あれあれ、でもちょっと思ったより北風が強いなあ。一日カヤックに乗っているのが目標だから、上半身に力を入れず、体を大きく使ってゆったりゆっくり歩くように。

まずは荒崎を目指すけど、北北東は微妙に出し風。荒崎とその奥の山とでラインを決めてそれ以上は沖に行かないように気をつけて漕ぐ。あるところで亀城礁と江ノ島が重なる。行ってみようかな、どうしようかな。逡巡しながら漕ぐけど、三戸浜と長浜で風が抜けて波しぶきを浴びるとちょっとビビる。荒崎を回る。

小田和湾は思ったよりも風が抜けていない。正面の開けた景色は佐島からぐるりと回って江ノ島、今日はその奥の茅ヶ崎や平塚のビルまで見えた。その中に、崖の大きな地肌が2つある。右のやつが長者ヶ崎、左のやつが稲村ヶ崎。いっちゃえ稲村ヶ崎。

沖に出されたらすぐに岸によるつもりで左の崖にまっすぐ漕ぐ。50分漕いだら10分休憩が江ノ島チャレンジの通例だけど、まあ、55分に5分くらいでいいか。口に何かしら入れてすぐに漕ぎ始めることにする。三回目の休憩で12時を過ぎた。稲村ヶ崎はまだ向こう。右手を見ると逗子大崎の崖が大きく見えた。ここでタイムアップだなあ。朝が早ければ次の休憩までで稲村ヶ崎つけたかなあ。江ノ島はもうずいぶんくっきり見えた。


帰り道は岸よりで。となるとまずは名島の目指そう。しばらく鳥居を探しながら漕いで、あったあったと寄っていく。今年はまだお参りしていなかった。コンクリのお社に頭を下げ、鮫島を抜けて長者ヶ崎を目指す。


長者では弱い波が入っていて、SUPが一人遊んでた。ヘルメットをかぶる。ここは浅くて丸い石がゴロゴロしてるのでヘルメット必須。「一緒に遊ばせてもらってもいいですか」と挨拶すると明るい声で返事をくれた。あんまり綺麗に乗れなかったけど、ちょっと遊んで砂嘴に上がって先を見る。

砂浜に波が入って見えるので、どんなもんかと岸ベタで行く間に何本か遊ぶ。久留和を過ぎて立石が見える。その間でも何本か遊べる。川の流れ込みで底が砂浜なのでとても安心。いいとこ見つけた。ヘルメットをしまい、立石、芦名をぬけて佐島のキラキラでまた休憩、ちょっとの向かい風をよっこいしょで荒崎についたら一安心。



まだ日没まではだいぶ時間がある。稲村ヶ崎まで行ってやれないことはなかったけど、余裕をもって荒崎を越えて置きたかったし、岸ベタで遊びながら帰りたかったしで、ここは良しとしよう。ちょっとお日様低くなってきたなと思いながら、佃でまた舟を上げて休憩。大島での風の様子の確認と、いくつかの連絡でスマホをいじる。そしたらもうフリータイム。


佃の浜では水際で波にやられ沈、ショートをミスってロングで上がる。とほほ。練習しよう。気温はそれなりに高いけど、日が落ちてきて風に当たり続けるとそれなりに冷える。長者で中身を一枚厚手に着替えておいてよかった。佃でのんびりしたあとは、ちょうど日没の時間に合わせて網代崎にいられるように、諸磯にタッチして折り返す。


網代崎に戻ると西の空は雲、というか霞が厚くてお日様が見えない。これは夕焼けは無理だなあ。明日は天気悪いしなあ、ということで諦めてさっさと湾奥に戻って舟を上げた。


のんびりダラダラと一日舟に乗って過ごし、楽に体を使えてたと思う。最近距離を漕いでいなかったので、絶好の日和を試せてよかった。今週末の天気はどうかなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿