小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2019年8月19日月曜日

20190819 下田のイルカ

日曜から2泊3日で下田に家族で遊びに来ている。なか日の月曜。まるまる自由になる一日をどう過ごそうか考えて、下田の水族館でイルカとカヤックするのいいんじゃない?と予約しておいた。うみがめカヤックスさんの「いるかとさんぽ」というツアー。

料金には水族館の中を回る入場料も含まれているから、早くに水族館について中をみて回る。美味しそうな魚がいて、今晩は地金目の寿司でも食べようねと相談する。コツメカワウソ、ウミガメ、かわいい。動物がどれも近くていい。

集合時間になったので、イルカの入江を見渡すデッキに集まり、説明を受けて支度をする。舟はシットオンのタンデム。クロックスはだめでマリンシューズを貸してくれる。防水バッグを持っていたけど、それも持ち込めず。落としたらイルカが食べちゃうからかな。なんにしろ、イルカの住んでいる入江だから、イルカの安全への配慮に申し分なし。日焼け止めも塗っていい場所に指示がある。素直にガイドさんにしたがって水の上に浮かぶ。

イルカはすぐに近くによってきて水面から目を出し、じっとこちらを見ている。興味を持ってくれているしるしで、明るい声を出して手を振ってあげると、こちらの気持ちも伝わるそうだ。

イルカが潜ればキョロキョロして、顔を出せばそちらに向かって漕ぎ、それを繰り返して追いかけっこを楽しむ。一緒の舟の息子と合わせて漕ぐとグンと船足がのび、小さな入江ではせせこましい。かみさんはガイドさんと一緒の舟で完全にお客さん。

小一時間してイルカショーの時間になり、一緒にいたイルカがステージのトレーナーのそばに泳いでいった。ショーが進んでいくのを遠巻きにカヤックから見る。

三匹いたイルカのうち二匹は聞き分けがよく、トレーナーの指示にしたがっていろんな芸を見せているが、残る一匹は機嫌が良くないのか指示に従わず、潜っては顔を出しを繰り返していた。そのうちに長く潜ったかと思うと、ショーを見ているかみさんのカヤックの下を通り抜けて離れたところまで行ってしまった。

ショーの進行をするアナウンスが「他に興味のあるものをみつけちゃったかなー」とフォローをしていたが、アドリブも大変そうだ。それでもトレーナの根気で最後は三匹のイルカが一緒に大ジャンプを見せてショーは盛り上がって終わった。それでツアーも終わり。岸に舟をあげてガイドさんにお礼をしておしまい。

ガイドさんがイルカと漕ぐときのコツを教えてくれた。それは下手くそに漕ぐこと。できるだけ水面を叩くように、水しぶきを上げるように漕いだほうがイルカは遊んでると思ってよってきてくれるそうだ。普通にきれいに漕ぐと、静かに進むだけで、イルカからしたらつまんないようだ。

そんな話を色々教えてもらい、ちょっと違う切り口のカヤックツアーを楽しんだ。

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