小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年10月22日木曜日

20201022 波が無いだなんて

月に一度のサーフ遠足。少数精鋭のメンツでいつもの浜に繰り出す。秋っぽさのない、曇りがちの年だったけど、今日の浜には高く薄日がさして、白い浜と緑がかった海で気分が上がる。

波打ち際は静かで、波が全然ないじゃん、なんて感想がちらほら漏れつつも、午後に向け潮が下がり、これから変わっていくよと大先輩のフォロー。

いつもの鳥居の横にポジショニングして、沖からの波を見張っていると、しっかりとうねりっ気はあって、先月よりもバンバン乗りやすい。

沈一号はいぶし銀の先輩。今朝一でかいやつの崩れはじめにはまり込んで一気に飲み込まれて、でもすぐに落ち着いてロールで上がる。波打ち際でそれを見ていた手広い後輩が崩れ波を横から食らって油断沈。これもロールであがる。日々の練習の成果はこういうところで出てくるね。あがってひと呼吸しているところに、房総同期が嬉しそうに、パドルタケコプターで突っ込んでくる。やべーやつがきた。ほんの数本の波の中にこれだけイベントが詰まっていて、あー、楽しい。

時間につれて波がじわじわ上がり、どんどん乗りやすく、また一本が長く乗れるようになっていく。徐々にステップアップして、練習にはもってこいの経過だ。でも、まだまだシーカヤックで楽しめる範囲で収まっている。そのうちに正午のチャイムがなり、各自の判断で昼飯をとるように大先輩から声がかかる。

大先輩と僕は、カヤックに乗ったまま波を見ながら持ってきた軽食をすます。大先輩は食べかけのおにぎりをコックピットに一度戻し、一本乗って戻ってきてまたもぐもぐしてた。

波はどんどん上がってきて、ちらほら脱も増えてくる。崩れ波がくる中で水を抜き、リエントリーロールであがり、色々なパターンを実践できた。

朝のうちは波が無いなんて言っておいて、結局は泳ぎまくって舟を上げた。うまくできたことも、疲れてくるとできなかったり、その繰り返しがまた次にくるモチベーションにつながるね。遠足楽しいー。

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