小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2015年11月15日日曜日

20151115 真鶴

雨でも漕ごうと予報を見ながら覚悟した日曜日、何人かで真鶴へ。

今日は真鶴を漕ぐ。その一点。中学生の頃、友人と自転車で熱海まで行こうと横浜を出発し、夜通し走ったけど、結局行けなくて真鶴で引き返した。それがアンカーとなってかぜひ漕ぎたかった。

真鶴漁港の近くからし舟を出す。うねりはあるけど、風はないし、これから下がっていく予報。雨ももうほとんど降ってない。

ちょっと浅い岩の間を抜けるのが面倒だったけど安全に舟を出せた
舟を東に向けて真鶴半島の先端に向かう。先端は笠島、あるいは三ツ石と呼ばれる景勝地。大きい岩のてっぺんにはお社があり、二つの岩の間はしめ縄で結ばれている。

ここまでうねりはあるものの、そんなに嫌らしさはない。三ツ石を回るときはさすがに三角波がボコボコしてたけれど、余裕があった。
北側から三ツ石を見て回りこんでいく
 三ツ石の沖は波が立ちやすいところで、昔から漁師さんは気をつけていたそうだ。波をおこすヌシとして鮫が登場するぼんぼん鮫の伝承があると後で知った。
越えたところ
結構波がたっている
三ツ石を越えると湯河原や熱海の街が見える。岸沿いに岸壁を眺めながら漕いでいく。茶色の塔が見えてきた。古色のあるもので、いいものかと思ったら地下を通る道路の換気塔なのだそうだ。なんだと思ったのは内緒。

塔が渋い福浦側換気所
ここが真鶴半島の南側の付け根。これから来た道を戻り、岩という地名の北側の付け根までいけば真鶴半島クリア。少し休憩をして引き返す。

また三ツ石を回るとき、右舷を波に引っ掛けて沈。ロールも2回失敗して沈脱。ぼんぼん鮫にぶつけられたと思う。日々練習してもなかなか上がらない。三ツ石のヌシに慢心を戒められた。これからはブレースも反射的にできるようにしよう。

一度沈脱すると急にうねりが怖くなる。船の上で体が緊張し、さらにグラグラする。気持ちを平常に戻すまでに10分くらいはかかったと思う。

またリラックスできるようになったころ、岩に到着。真鶴道路の高い橋をくぐって小休憩。浜に向かっていい波が立っていた。サーフをする仲間も何人か。それで出発地点にもどった。

少し先にゴールについていたので、こっそりとロールのリベンジ。絶対失敗したくないので、ロングで持って成功。うねりもないところだし、こんなものか。また現地でやってみたい。

中学の頃の自転車に続き、真鶴にくるアンカーができた。また来て漕ごう。

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