小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2017年3月18日土曜日

20170318-19 子浦-石廊崎-田牛


三連休にクラブのみんなで、南伊豆にキャンプツーリング。三日とも風も天気も良さそうで嬉しい。二宮駅で全員が合流し、伊豆半島の東側、外浦に向けて出発する。車を二台だして回送の用意がでてきるので、駿河湾側から出発したら南下して石廊崎を周り、相模湾側を北上して外浦で舟を上げる予定。

外浦についたら一台の車をおいて、西側に移動。下田を抜けて子浦に到着。ここを出発地とした。舟で出たら無補給なので、道中の食べもの飲みものを買い出しする。クラブの指定スーパーは Aoki。

子浦について舟を支度しながら昼飯を食べてのんびり出発する。初日はそんなに漕がない。目と鼻の先のキャンプ地に向けて湾内をのんびり漕ぐ。

それでも、柱のように固まった岩場や小さな洞窟など、楽しみどころは一杯ある。岸沿いにくねくね漕いで、昼飯がおなかに残ったまま舟を上げた。三時くらいから夜もふける頃まで飲んで前夜祭のようだった。

二日目は石廊崎を回る予定で、海の様子を気にしながらテントに入って寝た。

短い漕ぎにも景色は大きい
二日目、起きると風はない。湾からでないと波の様子はわからないけれど、まずは石廊崎手前のヒリゾ浜あたりまで行って様子を見ることで出発。

この日はタンデムの後ろに乗った。ラダーは楽ちんで、ちょっとの足先の動きだけで風の中でもまっすぐ行ける。厳しい状況で進まなくては行けない時、漕ぐ力を前進にだけ集中できるのはすごく有利だ。ただ、岩場の中でとっさに左右がわからず、ラダーが逆なのに気づかずにパドルだけで舟を曲げようとして岩を避けれないことが何度かあった。慣れだな。

途中、後輩の若いお兄さんが隠れ根の上を気づかずに止まっていて、崩れた波で沈する。大先輩がタンデムを上手に寄せてすぐに再上艇してすすむ。

大根島の近くで舟を上げ、この先を相談しながら休憩。岩場の中はがちゃがちゃしてるけど、風もなく問題もない。石廊崎を周るということで再び舟の上。
大根島の階段がアイルランドっぽい
磯子の岸壁あたりよりもいかつい三角波が立っている岩場を楽々漕ぎ抜け、石廊崎を周る。ガンガン漕いでる同期は周りきったところでロールをしていた。僕はタンデムなのでやめておいた。

タンデムに一緒に乗った後輩は小柄なのでまだ力がこめ辛く、トルクを出すのに苦労している。でも、背筋も漕ぐ肘も伸びて綺麗に乗る。漕ぐ時も波で揺られた時も舟を左右にあおらないので、とても一緒に乗りやすかった。
石廊崎の灯台
石廊崎を周ったらどんどん波が穏やかになる。また岸沿いを漕いで今度は北上し、田牛のサンドスキー場を過ぎたあたりの小さな浜に舟を上げた。

二日目は朝から夜まで漕いで、昨日も漕いだし、明日も漕げる。好きなことをやって、しかも帰らなくていい日がある二泊三日の旅はやっぱり違う。前夜祭に続き、明るいうちからお酒を飲んで、夜もふけてテントに入って寝た。

三日目は下田を越えて爪木崎を周り、午前中にはゴールの外浦につく予定。





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