小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年4月22日日曜日

20180422 三浦海岸から小網代

土曜は風の上がりも早く、だいぶ強くなる予報だったので狙うは日曜。お昼くらいまでは風が落ち着いている絶好の日和。このところ週末になると風の強い日が多かっただけに待ちに待った。小潮の満潮から干潮まで漕いだ。

始発で動いて朝七時に三浦海岸駅につく。海岸に出ると、十人くらいの集団が波打ち際に二つあった。それぞれのリーダーの掛け声にあわせて順繰りに大声で叫んでる。なんとなく聞きつつ自分の舟の支度をしていると、さらしのふんどしを巻いただけのおっさんが横を通る。泳いだのか沐浴か、白い布が濡れて半透けになったまま砂浜からあがり、道路を渡って住宅地に入っていった。その間に朝の散歩の老夫婦や犬をつれた人が通っていく。朝の海岸はとてもカオスだ。


支度をおえて舟を浮かべたのが八時半くらい。準備にまだ時間がかかる。今日は三浦海岸から南に見える雨崎をこえて剣崎、城ヶ島を回って相模湾側にまわり、クラブハウスのある小網代まで20km弱を漕ぐ予定。


八景島から小網代とも思ったけれど、それだと前半戦で上陸しやすい場所がどこにもない。舟に何かあった場合、八景島に戻る、上陸禁止の猿島に無理に上がる、走水まで頑張るくらいしか選択肢がない。まだ初めての舟だから、最初の一時間はいつでも浜にあがれる場所をと考えた。

その点、三浦海岸から南なら、所々に砂浜があるし勝手もわかっている。あと何回か繰り返して、自分の支度に自信が持てたら距離を伸ばそう。

凪いでいる海を雨崎まで。雨崎に近づくにつれて南風が強まる。雨崎を回り込むとうねりっぽい波も入るようになってきた。道中横瀬島での波乗りが楽しみ。雨崎にはもうパラソルが立っていて、いくつかのグループがひっそりとした浜を楽しんでいた。

剣崎に近づくにつれてうねりっけのある波が強まる。波長はそれでも短めなので、土曜からの強風での波が残ってるんだろう。それが岩場に反射して三角波をつくる。剣崎を回って横瀬島につく。


横瀬島では回り込んでくるいつもの波。潮がまだ高いのかいつもは見える岩場が全部隠れてる。これなら崩れ波で巻かれても頭ぶつけなそう。隠れ岩の上で立ち上がる波は角度がついて崩れる。バウが何回か潜ってブレースに逃げた。気持ちよく長く乗れたのは2本くらいか。


ここまでで一時間半くらい漕いだ。三角波にはゆすられたし、デッキに崩れ波も食らった。ハッチの中に水が入ってないか様子を見ようと一度浜に上がる。横瀬島の浜にはファルトが三艇あがっていて賑やか。邪魔しちゃ悪いかなと思って毘沙門側に上がる。コクピットは水が入ったけどロールもしたし、スカートもちゃちいしこれは当然。ハッチはどこも全然乾いてた。これならこの先も安心して漕げる。

もう少しだけ横瀬島の波で遊んでから先に進む。相わからず岩場からの跳ね返りで三角波。せっかくだから横瀬島のファルトの人たちにこの先の海況を知らないか聞けば良かったと気づく。ある程度予想がつく場所だからいいものの、知らない海を漕ぐときには積極的に話を聞くつもりでいたほうがいいな。

安房崎に渡って城ヶ島南岸。洞門から長津呂崎あたりまでがタフな三角波だった。洞門あたりでファルトが何艇か安房崎方面に漕いで行くのが見えた。やっとの日和だから、みんなここぞとばかりに出てきたんだろうな。わかる。

長津呂崎を回っていよいよホームストレッチという感じ。諸磯のあたりで大先輩の定刻組を見つけたので合流する。そのあとはみんなと一緒に漕いで遅い昼ごはんをのんびり楽しみ、小網代に入って舟を上げた。

ようやく自分の舟で一人で動いて三浦海岸から小網代まで漕げた。もう何度か繰り返して、そしたら他のところにも漕ぎに出てみよう。来週は小網代から三浦海岸か行けたら八景島まで漕いで電車で帰れるかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿