小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2020年8月22日土曜日

20200822 剣崎

 遅い梅雨明けのあとは台風が来ずに、良い天気が続く。筋トレの後輩と連れ立って出かけようと朝から出かける。クラブにつくと、レジェンド先輩がすでに横瀬島往復に出かけたあとだった。後輩は来るのにはまだ時間があるので、一人でまずは佃をチェックしてちょうど良い時間に小網代の入江に戻ってきた。

大先輩もツアー組を迎えにいく準備をしていて、今日は暑いから諸磯周辺を巡るくらいかなと話を聞く。今日は潮がとても澄んでいて、エビ島はとても良さそうですねと大先輩に伝えて、後輩と二人で舟をだした。

波も風もない。とても静か。どこまででも行ける、そんな海。今回は南に行こうと話をして、諸磯、釜根、長津呂崎と漕ぎ進む。後輩は、前回のレスキュー練習会で、本当にひょっこりと左右のショートが上がるようになった。これで夏の盛りでも余裕を持って体を濡らしながら進んで行ける。

横瀬島にも波はなく、剱崎の灯台下の水路で一休み。奥の水溜りの雰囲気がよかったので、ここで水につかりながら昼ごはんを食べることにした。後輩は初めてきたようで、気に入っていた。


雨崎を目標にきたけれど、久里浜も遠くに見えて東京湾に入ったわけだし、ここで引き返して大先輩組に合流し、のんびり過ごそうとまとまる。盗人狩りや宮川はよらず、まっすぐ城ヶ島の灯台を目指して淡々と進み、久しぶりに長津呂崎の岩場の間をすり抜けられた。いつもは釣り人が竿を出していて通れない。

三崎の堤防を回り込んで諸磯の見晴らせるようになる。大先輩組がいないかと目を凝らしながら四角い灯台を目指して進んでいると、そのうちエビ島の上にチラチラ人が動いているのが見えてきた。エビ島は大人気で、僕ら以外にもいくつかのグループが集まっていて、思い思いに海の中を覗いている。僕も舟をちょっとあげて、イソギンチャクの間にいる小さなミツボシクロスズメダイの幼魚を見つけたり、赤ちゃんイカの群れをおっかけたりして楽しんだ。

次は休憩所の俺の浜でもたっぷり水に浸かる。クラブの人たちはそれぞれのレスキュー練習をして、浜の前に浮いているカヤックの半分はひっくり返った状態。こんなにひっくり返ってるカヤックはあまり見ない。ぼくらの練習の成果がだせる波がそのうちくるといいなあ。

日も下がり始めてだいぶ過ごしやすくなる中、浜からでてまったりと入江に戻りみんなで舟をあげた。



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