小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2016年6月4日土曜日

20160604 沈からロールで上がらない

晴れ間は見られそうだけど、南西風が強い予報。近場でぱちゃぱちゃ練習しようと思って出かける。何人か他の人も集まりそうな雰囲気。大潮でちょうどひききったところから満ちてくる間に漕いだ。

先週できなかったパドルフロートのセルフレスキューをやってみたい。あとは夜にホタルが見られるかな。

舟を出すと、すでに9m/sくらい剣崎では吹いている。これからさらに上がるのか。すずめ島まで波がどんなものか見に行く。前回ちびって引き返した時にくらべると、風による波は低いし周期も長い。だからか上から覆いかぶさる感じはなくて、それなりに安心感はある。ただ干潮いっぱいなので、岸近くでいやらしく波があがる。

先輩二人はそこで波乗りを何本かした。僕は少し沖のブイから離れないようにして、くるくる回って波の中動きまわる。先輩が「パドルフロートやロールの練習すれば?」と話を振ってくれてありがたいけど断る。ちょっと波が高すぎます。

波にだいぶ慣れてきたなと思ったら、別の先輩が網代崎を回って南に行くのが見えたので追いかける。荒井浜の前辺りで先輩が先に追いつく。僕はまた遅れて到着。悔しいのう。もっと風が上がると厄介だから、網代崎周辺をうろうろして過ごして、みんなで昼飯に湾内に戻った。

昼食後、昼から出かけてきた人たちと網代崎まで出てみる。剱埼だと一定して12m/s吹いてたけど、南南西だからかそんなに波はやっかいじゃない。陸に向かってだから安心感もある。堤防の外側、釣り人がいないところで沈脱して、パドルフロートレスキューを試してみる。先輩が一人見ててくれる。

パドルフロートの浮力は偉大だと思った。すごい安定感。だけど、水を抜いている間に岸に吹き寄せられて焦る。威力は弱いけど隠れ根で波がでてるゾーンだから。

まだ半分水舟、フラフラする、けどパドルフロートを抜かなきゃ離れられない。ジレンマ。流される距離を確保するためにフロートを抜いて漕いで離れる。それで流されながらポンプで水を抜いてなんとか復帰。水を抜くのにも、スプレーの隙間からうまくポンプを出すのが難しい。波が大きくて、抜くから先、波に水を入れられると、賽の河原の石積みを思い出して泣ける。

夕方まで湾内うろちょろして湾奥に帰ってきたら、みんなで水に浸かる練習。スカリングブレイスできるようになったから、沈した状態からスカリングに持って行って遊ぶ。ロングだけど、上がらずにスカリングで止まって一息着く。なんだか面白い。早く上がらなくちゃと焦ってたのが、のんびりリラックスムード。最近スカリングがほんとマイブーム。上半身水につけてぷかぷか面白い。体が冷えたのでみんなで舟を上げてだべりつつ、夜にホタルを見て帰った。

初めてのパドルフロートを堤防の外でやって満足。なんか新しいこと二つもできた。来週はショートで沈からスカリングブレイスに持って行く練習をしよう。



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