小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にシーカヤックを漕いでいます

2018年8月26日日曜日

20180826 佐島を目指して

二連の台風が日本海に回り込んで土曜はとても強い南西が吹く予報。大先輩がクラブの連絡網に「ちょっと気が緩んでんじゃないかしらん」的な引き締めの書き込みをしてくれて、一息落ち着いて判断のギアを手入れする。

なんでもやる先輩も自分の基準を細かく共有してくれた。波の高さ、風の強さ、グループでなら、ソロでならと、どこまでの海況なら出るのか具体的な数字を出してくれる。それなのに、土曜に行きますと結んでいてウケた。もちろんすぐに取り消して、日曜に目標変更とのこと。波の高さだけ見て風をまだ見てなかった勇み足。そうだよね。僕も日曜いくことにする。大潮

クラブにつくと、SUP 先輩がカヤックの支度をしてた。家が近所なので朝海をみたらあまり波がなく、サーフカヤックはやめて普通のシーカヤックにするのだそうだ。僕も波は期待薄かなと思ったので、自前の舟で準備する。

海に浮かぶと気持ちがいい。先週はちょっと寒いくらいだったけどまた暑さが戻った。それでも薄墨色の富士山の頭が雲の上に見える。近場のポイントまで漕いで行く。潮が引いていく時間帯。小さいながらも形の良いの波に長く何本か乗れたけど少し眠たい。先輩と連れ立って散歩しに行く。佃にはサーファーが一人いた。見ているとこちらに寄ってきたので挨拶をする。あまり感触の良くない人だった。


近場に引き返すとスリムな先輩、NZ 先輩、オサレな同期が波遊びに来ていた。一緒に遊び出す。ちょっと物足りない波でも人数が多いと楽しい。天気も良く、他のカヤックグループも沖を進んでいくのを見る。

今日は波遊びの他にもう一つやることがある。佐島近辺でカヤックを上げておける場所を探しに行く。声をかけると NZ 先輩も行くというので、二人で荒崎を目指してまっすぐ。荒崎はうねりが当たって結構いかつい。それでも岩場をスノーケリングしている人がいっぱいいる。舟をあてたら大変なので、岩場は通らず沖をまわる。

荒崎から佐島に渡るのが暑くて長い。何度か回って水につかりクールダウンしながら進み、やっと佐島の堤防の隙間から中に入った。奥まった浜があってまあその辺りかなあと目星をつけた場所に実際に舟を上げてみる。そこから道路に出たところの売店で缶のトマトジュースを買う。体が欲しがっていたので一気に飲み干す。美味しい。


帰りは向かい風が涼しい。パドルはちょっと重くなるし、NZ先輩がグイグイ進むのについていくのが大変だったけど、さくさくと漕いでまた荒崎を過ぎてみんなが波遊びしているところに合流した。人の出入りが少しあって、なんでもやる先輩、スリムな先輩、オサレな同期が昼休みをしていた。気分を一新して波遊びに戻ると、暴走同期もやってきて賑やかだ。

そのうちSUPが一人やってきて挨拶ができたので、一緒にやりましょうと話す。上げ潮が一番動く時間帯、一瞬だけ波が良くなってこれをチャンスとバンバン乗る。

そのうち、別のカヤックグループがまた沖を通りすぎる。ここいらで波遊びをするのはいつも僕らだけだ。波に入ってくる他のカヤックは見たことがない。そうやって見送っていたら、グループの一人二人が通りすがりに波を見て漕ぎだした。

でも、その場所は前後に狭い場所で、波が崩れたまま岩場に突っ込んでいく。もし乗っちゃってブローチしたら、岩場の手前で降りられなくて危ない。僕らなら乗らない場所。結局波には乗れず、岩場をかわしてグループに合流して進んで行った。それなら僕らと一緒に広い乗りやすいところに来てくれればいいのにと残念に思った。

もし、シーカヤックをやっていて、動く水で遊びたいと思ったら、僕だったらどうしたろう。このクラブで先輩がいろいろ連れて行ってくれたのは本当にラッキーな事だと思う。

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